高速道路(101北行き、ワンノーワン ノースバウンド)を走っていたらこんなことになってしまいました。 普通のパンクは、Flat tire(フラットタイヤ)と言いますが、こういう状態はblowout(ブローアウト)というそうです。こんなのF1中継とかでしか観た事ないです、私。
何か踏んだかな?という程度の軽い衝撃だったのですが、そのうち振動がだんだん激しくなってきて、いつのまにか白煙が出てました。後ろ走ってたオデッセイさんごめんなさい。運良くREST AREA(店がないパーキングエリア)があったので、そこに入りました。そこで撮った写真が↑。やべ、これタイヤ以外も壊れてるんじゃないの?とか思いました。
自分でなんとかしようともがきましたが、
車高が低くなりすぎて、ジャッキアップできない
ということに気づき、結局日本のJAFにあたるAAAというロードアシスタントに助けてもらう羽目に(会員になってて良かった。)。AAAの到着まで30分ぐらいあったのですが、数人の人が「大丈夫?」と声をかけてくれました。困っている人にはみんな優しいです。AAAが到着して、ジャッキアップ(やっぱり油圧ジャッキっていいですよね)。んで、スペアタイヤに交換したのですが、
- スペアタイヤは買った当時のままだったので、サイドウォールは裂けてるし、
空気も入らないので、使い物にならず
(驚いたことに、ホイールがアルミでサイズも同じ(というか5本目?)で、相当軽かったです。さすが) - 今居る場所は自宅まで、200km以上ある...
という状態でした。AAAのPETEさんは、
「合うタイヤがあるかどうか分からないけど、近くの街のガスステーションまで行ってみよう。それでダメだったら、明日のタイヤショップに行くしかない。それでも良ければ、街まで運ぶよ。」
という助言をくれました。もーわらにもすがる思いで、その助言通りにしました。初めて自分の車が牽引されるのを見て頭の中は♪ドナドナ♪がリピート再生。
結局、ガスステーションには合うタイヤはなく、その街のタイヤハウスに車を置いた後、なんとPETEはやさしいことに、近くの宿に電話してくれて、部屋を一つ確保してくれたりもしました。ありがとう、PETE。
年間90ドル(約1万円)でここまでやってくれるなんで、なんてすばらしいサービスなんでしょう...
その夜は疲れてたというのもありましたが、ほとんどフテ寝に近い状態でした。そしたらなんと翌朝タイヤショップに行っていろいろ英語でやり取りしている夢なんか見ました。英語で見る夢は初めてだったかも。
結局タイヤショップでタイヤの取り寄せに時間がかかったそうで4時間待たされてましたが、心配していたよりは、特に大きな被害もなかったようです。無事に帰ってこれました。相当集中して運転したので、疲れましたが...
そこで、今回の教訓、
- ゆっくり走っていても変なモノを踏むとタイヤは壊れる
- こんな状態だとジャッキアップもままならない
- スペアタイヤの状態は、チェックしておこう(中古で買った時は特に)
- AAAは異常にやさしい
ま、ケガがなかっただけで儲けモノなんですが。
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